「赤毛のアン」作者モンゴメリの孫が来日 バトラーさん、祖母への思い語る [宮崎県]

来日して歓迎を受けるケイト・M・バトラーさん
来日して歓迎を受けるケイト・M・バトラーさん
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 小説「赤毛のアン」の作者、モンゴメリの孫で遺産などを管理するモンゴメリ財団会長のケイト・M・バトラーさん(61)が8月23日、宮崎市の宮崎県立図書館で講演し、「祖母の功績に大きな誇りを持っています」などとモンゴメリやその作品に対する思いを述べた。バトラーさんは「赤毛のアン」のオペラ作品が25、26の両日に宮崎市のメディキット県民文化センター(県立芸術劇場)で上演されるのに合わせて来日。歓迎式典が開かれ、約150人が講演に聞き入った。

 「祖母の作品が最初に出版されてから110年。今なお作品に魅了される新しい読者が生まれていることを知ったら祖母は何と思うでしょうか」と感慨深げに語ったバトラーさん。小説の魅力について「悲しみや孤独、優しさ、愛、包容力が描かれ、家族と友情とその環境に受け入れられていくアンの物語が、人々の共感を生んだのではないでしょうか」と振り返った。

 講演を聞いた宮崎市の山岸仁美さん(62)は、赤毛のアンを10歳のころから愛読してきたという。「若いころ、悩んだ時などに読み直して、アンから元気をもらってきました。お孫さんからもっと話を聞きたかった」と話した。

=2018/08/24 西日本新聞=

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