日米共同訓練が終了 国、地元に米軍用弾薬庫説明 宮崎・新田原基地 [宮崎県]

新田原基地から四国沖の訓練海域に向かう米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機=10月29日午後2時50分ごろ、宮崎県新富町
新田原基地から四国沖の訓練海域に向かう米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機=10月29日午後2時50分ごろ、宮崎県新富町
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日米共同訓練の拠点となる新田原基地横で集会を開き、新田原基地への米軍用弾薬庫整備反対などを訴える住民たち=10月29日、宮崎県新富町
日米共同訓練の拠点となる新田原基地横で集会を開き、新田原基地への米軍用弾薬庫整備反対などを訴える住民たち=10月29日、宮崎県新富町
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 航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)で行われていた在日米軍再編に伴う日米共同訓練が9日に終了した。同基地を拠点とした日米共同訓練は3年ぶり9回目。10月に有事など緊急時に備えて日米両政府が同基地に米軍用弾薬庫や駐機場、燃料タンクなどを整備することで合意してからは初めてだった。

 沖縄県の基地負担軽減を目的とした訓練移転の一環で、訓練期間は10月27日から9日まで。米軍嘉手納基地(沖縄県)からF15戦闘機8機と約150人、航空自衛隊の新田原基地と那覇基地(同)からF15戦闘機15機、築城基地(福岡県)からF2戦闘機5機が参加して、四国南側、九州東側沖合で戦闘訓練をした。

 5日午後には、米軍のF15戦闘機1機が緊急着陸した。機体の燃料系統の不具合で、けが人はなかった。

 労組や市民団体でつくる「憲法と平和を守る宮崎県連絡会」の約50人は10月29日、基地周辺で抗議集会を開催。「新田原が米軍基地化される」などとして日米共同訓練と米軍用弾薬庫整備反対を訴えた。

 米軍用の弾薬庫整備について、宮崎県は1日の県議会総務政策常任委員会で、「緊急時に使用する場合、新田原にある既存の弾薬庫の容量では足りない」と整備理由の説明を国から受けていると明らかにした。

 一方、九州防衛局は8日夜、新富町区長会に対し、米軍用弾薬庫などの施設概要について説明した。冒頭を除き非公開だったが、町によると、米軍は常駐しないことなどを説明したという。

=2018/11/09 西日本新聞=

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