J入会へ第一関門通過なるか テゲバ宮崎 19日に可否 観客面など高いハードル [宮崎県]

テゲバジャーロ宮崎の「百年構想クラブ」認定審査で、宮崎市や宮崎県新富町、県サッカー協会から支援態勢などの聞き取りをするJリーグの木村正明専務理事(右)=6日、宮崎市役所
テゲバジャーロ宮崎の「百年構想クラブ」認定審査で、宮崎市や宮崎県新富町、県サッカー協会から支援態勢などの聞き取りをするJリーグの木村正明専務理事(右)=6日、宮崎市役所
写真を見る

 九州7県でサッカー・Jリーグクラブが唯一ない宮崎県でJ3参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)のテゲバジャーロ宮崎は6日、J3加盟の前提となる「百年構想クラブ」認定へ向けた審査ヒアリングを宮崎市役所などで受けた。ヒアリングではJリーグ側から観客動員などクリアすべき高いハードルが指摘された。認定の可否は19日のJリーグ理事会で決まる。

 「百年構想クラブ」認定はJリーグ準加盟に相当し、将来のJリーグ加盟の条件。財政基盤やスタジアム要件などが審査される。テゲバは昨年11月末に申請し、12月には1度Jリーグの現地視察を受けている。

 ヒアリングでは、Jリーグの木村正明専務理事らが、テゲバと、ホームタウンの宮崎市の戸敷正市長、新富町の小嶋崇嗣町長、県サッカー協会から非公開で支援態勢などを聞き取った。

 木村専務はヒアリング後、55あるJリーグクラブのうち7割が親会社を持たない市民クラブだとし、「地域の方々にいかに興味を持っていただくかが大事。関心度、スポンサー数、入場者数が熱意を示すバロメーターだが、(テゲバは)全てが足りない」と話した。

 J3のライセンス交付には、ホーム戦での平均入場者数2千人以上、年間事業収入1億5千万円以上などが条件。その上で、JFLでのチーム成績の年間順位が4位以内で、同クラブ認定チームの上位2位以内が必要だ。昨季JFLに初昇格したテゲバは16チーム中12位。県内5会場のホーム戦15試合の平均観客動員数は403人だった。

 テゲバは昨年9月、新富町にJ3の基準を満たすため5千人以上の観客席を持つホームスタジアム整備で町と合意し、2020年3月の完成を目指している。テゲバの柳田和洋代表は「地域熱を上げるため、サッカー教室を開くなど地道に階段を上りたい」。戸敷市長は「宮崎のシンボルにしたい」と述べ、ホーム戦での平均2千人集客へ広報面などでバックアップする意向を示した。

=2019/02/06 西日本新聞=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]