親子競演、初の写真展 21日から島瀬美術センターで40点 鈴木寛太郎さんと大一郎さん [長崎県]

親子で写真展を開く鈴木寛太郎さん(左)と大一郎さん
親子で写真展を開く鈴木寛太郎さん(左)と大一郎さん
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 佐世保市万徳町の鈴木寛太郎さん(81)と、会社員で長男大一郎さん(49)=福岡県春日市=の2人が21~28日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで親子競演の写真展を開く。30年以上、趣味で風景や人物などを撮り続けた親子が一緒に作品を展示するのは初めてで、寛太郎さんは「世代が異なる2人の感性に触れてもらうと同時に、親子ならではの共通する特徴も探し出してくれたらうれしい」と話している。

 寛太郎さんは同市出身で、定年退職するまで市内の病院に勤務した。大一郎さんの誕生を機にカメラを手に家族の日常を撮ったことから写真に魅了され、1981年から3年連続で市民展の市長賞を受賞するなど腕を磨いてきた。そんな貫太郎さんの影響を受けた大一郎さんは、天体への興味もあって小学生の頃に写真を撮り始めた。3年前には幼い子どもを抱いた母親を題材にした作品で西日本新聞の「マイ傑作ショット」で年間最優秀賞を受賞した実力派だ。

 親子展では40点を出品。寛太郎さんは幼い頃の次女の夏祭りの様子を撮影したモノクロ作品や風景写真など。大一郎さんは福岡タワーを中心に据えた天体写真などを展示する。被写体の選び方、構図の取り方などそれぞれに個性が表れている一方で、2人の作品からは「被写体の最高の一瞬を残したい」という共通の思いがにじみ出ている。

 寛太郎さんは24日に82歳の誕生日を迎える。「親孝行も兼ねた親子展」と大一郎さんは高齢の父親への配慮を口にしたが、寛太郎さんは「作品展は1回で終わらせない。個展も含めて2回、3回と続ける」と力強く“現役続行”を宣言した。

=2017/06/17付 西日本新聞朝刊=

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