キリシタン博物館、来春開館 カトリック大司教区、大浦天主堂敷地内に [長崎県]

キリシタン博物館として活用される予定の旧長崎大司教館(右)と旧羅典神学校(中央奥)
キリシタン博物館として活用される予定の旧長崎大司教館(右)と旧羅典神学校(中央奥)
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 カトリック長崎大司教区(長崎市)は、世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つ、大浦天主堂(同市)の敷地内に来年4月、キリシタン博物館を開設することを明らかにした。大司教区は博物館の運営を委託する業者を、14日まで募集している。

 国内で現存する最古の教会の大浦天主堂は、1865年に潜伏キリシタンがフランス人神父に信仰を打ち明けた「信徒発見」の舞台でもある。大司教区によると、隣接する国指定重要文化財「旧羅典(らてん)神学校」と、県有形文化財「旧長崎大司教館」を博物館として活用するという。

 展示内容は検討中だが、禁教期における信仰の在り方など、キリスト教伝来以降の日本独自のキリスト教史を中心に紹介する方針。大司教区は「世界遺産登録も控え、多くの人に理解を深めてほしい」としている。

 博物館を運営する業者の、条件は長崎市に拠点を置く法人。同市上野町の長崎大司教区事務所で、募集要項を配布している。審査を踏まえ、9月までに業者を選定する予定。問い合わせはファクス=095(842)4460、メール=cnkh45@nagasaki.catholic.jp

=2017/07/13付 西日本新聞朝刊=

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