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YOSAKOIと衆院選かぶる? 会場、人員調整に追われる 佐世保市選管や祭り実行委「難題乗り越え両立」 [長崎県]

昨年のYOSAKOIさせぼ祭り
昨年のYOSAKOIさせぼ祭り
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YOSAKOIさせぼ祭りの会場と衆院選の開票所になる佐世保市体育文化館
YOSAKOIさせぼ祭りの会場と衆院選の開票所になる佐世保市体育文化館
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 10月22日の投開票を軸に調整が進む衆院選を巡り、佐世保市では思わぬ余波が広がっている。この日は市内で同20~22日に開催予定の九州最大のよさこいイベント「YOSAKOIさせぼ祭り」の最終日。市を挙げた一大イベントと、会場や人員が一部で重なる中、市選挙管理委員会や祭り関係者が調整に追われている。

 「選挙のたびに会場が重なるかもと心構えはしていたけれど、とうとう来たか」。祭り実行委員会の柿本譲治実行委員長は驚きを隠せない。市内13カ所で繰り広げられる祭りの会場の中でも同市光月町の市体育文化館では、ファイナルステージ進出を懸けた審査で白熱する。ただ選挙の投開票日夜には開票所として使われることから、突然の解散風に調整を余儀なくされた。

 通常は市選管が投開票日の午後2時ごろから開票所の設営を始めるが、祭りの審査は午後3時ごろまで続き、撤収作業も重なる。市選管では20日、祭り実行委と話し合い、審査終了後に開票所を設営する形で折り合いを付けた。一時は「開票開始を遅らせるしかないかも」(市選管)と危ぶまれていた祭りや開票の日程だが、影響は出ない見通しだ。

 開票所問題は解決したものの、市選管の苦悩は続く。投開票日には投票所の運営や開票作業などで市職員延べ約900人が関わる。休日返上で携わるため、通常の選挙でも「複数回にわたる庁内への要請でやっと集まる」(市選管)状況だ。10月22日投開票の衆院選日程では、祭りの踊り手や運営スタッフとして関わる市職員もいるため、さらに難航が予想される。

 今年で20回目の節目を迎えるYOSAKOIさせぼ祭り。市選管の吉永洋明事務局長は「365日のうち、この1日に重なるとは…」と戸惑いつつも「祭りは市の一大イベントだけにしっかり応援して両立したい」と奔走。柿本実行委員長も「20回目の祭りを成功に導くべく、やってくる難題を乗り越えて準備したい」と前を向く。

=2017/09/22付 西日本新聞朝刊=

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