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原潜事故想定 佐世保市が防災訓練 31機関650人参加、米は応じず [長崎県]

スクリーニング検査を受ける訓練の参加者
スクリーニング検査を受ける訓練の参加者
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 佐世保市は13日、市内の佐世保港赤崎岸壁などで、米海軍の原子力潜水艦の放射能漏れ事故を想定した防災訓練を行った。県や原子力規制庁、自衛隊など31機関約650人が参加。周辺住民の避難や車両の簡易除染など14項目にわたって訓練した。

 今年で16回目。同市金比良町の西地区公民館には、赤崎地区の住民や介護施設利用者など約30人が避難。被ばくの有無を調べるスクリーニング検査や、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の説明をした。初参加した男性(83)は「足腰が悪い高齢者もいる中、急な避難に全員で対応できるか不安は残る」と話した。

 市は外務省を通じて米海軍に参加を求めたが「原子力艦船の事故は想定していない」などとして今回も応じなかった。4月の米国視察の際に、米国防総省などで訓練参加を要請した朝長則男市長は「非常に残念。いざというときはきちんと対応してほしい」と話した。

=2017/11/14付 西日本新聞朝刊=

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