伝統の大綱引き、女性陣勝ち「豊漁」 五島市大宝地区 [長崎県]

大宝寺の境内で力いっぱい大綱を引く女性たち
大宝寺の境内で力いっぱい大綱を引く女性たち
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 男女に分かれて綱を引き、その年の豊作と豊漁を占う大綱引きが8日、五島市玉之浦町の大宝地区であった。長さ約60メートル、直径が最大約50センチの大綱を老若男女約70人が引き合った。

 大綱引きは300年以上の歴史があるとされ、男が勝てばその年は豊作、女が勝てば豊漁になると伝えられる。大綱は地区の男性たちが朝から数時間かけて編み上げた。例年は夕方、大宝寺で清めの儀式の後、海岸に綱を運び勝負を始めるが、今年は雨のため境内で行った。男女2勝ずつで迎えた最終勝負は漁師町である市内の丸木地区の青年団員たちが女性陣に加勢し、熱戦の幕が閉じた。

 近藤泰広郷長(62)は「一人一人が気持ちを一つにして引けた。大宝地区はもちろん、五島全体が豊漁になってほしいですね」と話した。

=2018/01/11付 西日本新聞朝刊=

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