無病息災や家内安全願う 五島市で「お守りさん」 [長崎県]

もろぶたを頭上にかざしてもらい、無病息災を祈願してもらう親子
もろぶたを頭上にかざしてもらい、無病息災を祈願してもらう親子
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 経本などを載せた「もろぶた」を頭上にかざし、無病息災や家内安全を祈願する正月の伝統行事「お守(も)りさん」が10、11の両日、五島市崎山地区であった。

 お守りさんは、平家の落人が地区の大通寺に残したと伝えられる経本「大般若経」のこと。日の出前に寺で読経した後、羽織はかまの世話役たちが経本ともち、梅の小枝を「もろぶた」に載せ、雪が降る中、地区内の約400軒を一軒ずつ回った。

 次男の雅洋ちゃん(10カ月)を抱き、玄関先でかざされた入口久美子さん(35)は「元気にすくすく育ってほしいですね」と笑顔。世話役の竹野元晴さん(42)は「豊作豊漁に恵まれ、住民も無事に過ごせるよう願いを込めました」と話した。

=2018/01/12付 西日本新聞朝刊=

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