韓国人客最多35万人 昨年の対馬市 島北部の航路好調、37%増 [長崎県]

韓国人観光客でにぎわう比田勝港国際ターミナルビル
韓国人観光客でにぎわう比田勝港国際ターミナルビル
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 対馬市を昨年1年間に訪れた韓国人観光客が、過去最多の35万6316人(前年比37・1%増)に上り、統計を取り始めた1999年以降、初めて30万人を突破したことが、市のまとめで分かった。増加は6年連続。

 対馬(厳原、比田勝)と韓国・釜山を結ぶ高速旅客船利用客の入国者数を基に集計。前年の25万9815人から9万6501人増加した。釜山から約50キロと近い島北部の比田勝港からの入国が伸び、全体の72%を占めた。南部の厳原港からの入国は28%だった。

 対馬と韓国を結ぶ海上航路は、JR九州高速船など日韓3社が運航。特に釜山-比田勝間は最速で片道約1時間10分で結ばれるため、日帰りなど気軽に外国旅行ができることが人気を呼んでいる。

 昨年10月には、江戸期に対馬が重要拠点となった朝鮮通信使の関連資料が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録。韓国人客をさらに呼び込む期待が高まっている。

=2018/01/17付 西日本新聞朝刊=

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