女子高生5人「五輪プロジェクト」着物モデルに 29日の式典で披露 美しい着こなし特訓中 [長崎県]

講師の指導を受けて美しい立ち方を練習する佐世保女子高の生徒
講師の指導を受けて美しい立ち方を練習する佐世保女子高の生徒
写真を見る

 2020年の東京五輪で着物の良さをPRするプロジェクトが進んでおり、その一環として29日に福岡県久留米市で、佐世保女子高(佐世保市比良町)の生徒5人がモデルとして着物姿を披露することになった。5人は歩き方やポーズの付け方の特訓を受けるなど準備に余念がない。

 着物の普及を目指して久留米市の呉服店主らがつくった一般社団法人「イマジン・ワンワールド」が展開する「キモノプロジェクト」で、世界196の国・地域をイメージした着物を制作し、東京五輪開会式で披露するのが目標。2014年から準備を進めており、これまで先進7カ国(G7)エネルギー相会合などでも披露。完成した着物が100着になった節目として、久留米市で式典を開くことになった。

 式典のモデル役は九州各県の女子高校生。県では、裁縫女学校を前身に持つ佐世保女子高が着物の着付けなどを学ぶ装道や華道、茶道という日本文化の授業を長年行っていることから、「イマジン」がモデル役を要請。同校が応じ、2、3年生5人を選んだ。5人は29日午後1時から、福岡県久留米市の久留米シティプラザで、約1500人の観衆を前にネパール、オランダ、ナイジェリアなど5カ国向けの着物を披露する。

 19日には福岡から講師が同校に来て、2時間にわたり、美しい立ち方や歩き方、ポーズの取り方の特訓をした。「姿勢を真っすぐ」「つま先がきれいに見えるように」などと講師の厳しい声が飛ぶ中、生徒は熱心にメモを取りながら動作を確認。2年の鳥巣琴巴さん(16)が「良い姿勢を保つのが大変。緊張しないように家でしっかり復習したい」と話すように、生徒は本番に向け、各自で練習を重ねている。

=2018/04/25付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]