屋内スポーツ施設も検討 ジャパネットHD、スケートなど想定 スタジアム計画の三菱工場跡地 [長崎県]

ジャパネットホールディングスを中心としたグループが描くサッカースタジアム(右)などの初期イメージ図
ジャパネットホールディングスを中心としたグループが描くサッカースタジアム(右)などの初期イメージ図
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 三菱重工業幸町工場跡地(長崎市)にサッカーJ1、V・ファーレン長崎の新スタジアム建設を計画するジャパネットホールディングス(HD)が、跡地内に約5千人の観客を収容する屋内型スポーツ施設の整備も検討していることが分かった。バレーボールやフィギュアスケートなどの大会開催を想定。試合数が限られるサッカースタジアムだけでなく、年間を通じて集客できる総合スポーツ施設とする考えだ。

 複数の関係者によると、屋内型施設は四方を観客席で囲うアリーナ型を検討。バレーボールやバスケットボールなどプロリーグの試合のほか、スケートリンクも設置できる設計とする。フィギュアスケートはアジアでも人気が高く、上海やソウルへの定期航空路がある長崎の特性を生かす。

 工場跡地約7ヘクタールの活用は三菱が公募し、5グループが応札。関係者によると優先交渉権を得たジャパネットHDが長崎市などに行った説明では、スタジアムやホテル、マンションに加え、この屋内型スポーツ施設がオプションとして盛り込まれている。サッカースタジアムは年間で約30試合しかないため、他の集客施設の必要性が当初から指摘され、ジャパネット側も必要と判断した模様。

 工場跡地に近いJR長崎駅西側には長崎市が大型コンベンション(MICE)複合施設を計画し、学会やイベントを誘致する方針。屋内型スポーツ施設はイベント会場としても活用でき、機能重複を懸念する声もある。ジャパネットHDの広報担当は「スタジアム構想を優先させており、オプション施設は建設するかどうか未定」としている。

=2018/05/12付 西日本新聞朝刊=

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