「カフェで気軽に福祉相談を」 元ケアマネ、佐世保に開店 専門職への橋渡し役に [長崎県]

開いたカフェで「時間を気にせずくつろいで」と話す宇田川恵さん
開いたカフェで「時間を気にせずくつろいで」と話す宇田川恵さん
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 福祉について誰もが気軽に相談できる場にしようと、佐世保市指方町の宇田川恵さん(44)が、同市広田町にカフェ「菜~さい~Nagasaki Cafe」を開いた。高齢者施設でケアマネジャーとして働いた経験や人脈を生かし、高齢者を中心に福祉全般について専門職への橋渡し役を担おうとしている。

 宇田川さんは、福岡市内の短大を卒業後、同市の特別養護老人ホーム職員や佐世保市の訪問介護事業所のケアマネジャーとして働いた。その間、利用者から「ちょっとした困り事を聞いてほしい」「どこに相談したらいいかわからない」と言われることが多かったため、自由な立場で悩みや相談事を聞いて次への橋渡しをしようと思い立った。飲食店などで働いた経験もあることから、誰でも気軽に入れるカフェを始めようと、訪問介護事業所を辞めた。

 空き家だった一軒家を借り、知人たちと9カ月ほどかけて改装した店は4月21日にオープンした。「出島をイメージした」という店内には外国調のソファーや家具類が置かれ、車いすも利用できるようにしている。講座や授乳に使える和室を備え、勉強や仕事もできるよう無料の公衆無線LANを用意した。コーヒーや紅茶などの飲み物のほか、近隣の店のケーキや福祉事業所のお菓子を店内に置いている。

 宇田川さんは「困っているけど言えない人がいる。そういう人の役に立ちたい。時間を気にせずくつろいでもらいたいし、必要があればは相談してほしい」と話している。火、水曜定休。

=2018/05/16付 西日本新聞朝刊=

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