佐世保への移住が大幅増 17年度88世帯171人 県内21市町でトップへ [長崎県]

佐世保市への移住促進に取り組む「させぼ移住サポートプラザ」
佐世保市への移住促進に取り組む「させぼ移住サポートプラザ」
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 佐世保市への移住促進に取り組む相談窓口機関「させぼ移住サポートプラザ」(同市新港町)を通じた同市への移住者数が、2017年度で88世帯171人になった。前年度の32世帯60人から3倍近くに増え、県内21市町で1位になる見通しとなった。

 プラザは市が積極的に進める移住促進策の拠点で、県内で移住促進に特化した窓口機関を設けているのは県と佐世保市だけ。16年4月に市本庁舎内に開設され、昨年7月に佐世保駅近くの新みなとターミナルにオープンした。

 専従のスタッフが4人いて、市の魅力発信や移住希望者らの相談への対応だけでなく、他機関と連携して住居探しを手伝ったり、転校や子育てなどの不安を解消したりと、「待ち」の姿勢ではなく、積極的に関わるのが持ち味で、相談件数は17年度で延べ543件に上った。

 4月から地域おこし協力隊員としてスタッフに加わった移住コーディネーターの谷口佳織さん(31)は東京出身。スタッフの中で唯一の市外出身者だが「よそ者目線で佐世保の魅力を伝え、ファンを増やしていきたい」と情報発信などを担う。

 継続的な移住促進に向け、市は助成金など制度の充実にも取り組む。移住者へのアンケートを基に、奨学金返還サポートや就業支援の拡充に加え、4月から子育て世帯や新築・賃貸住宅経費の助成金を新設した。藤川正樹移住マネジャーは「今後は移住者を含めた市民と協力して、移住後の暮らしを支える態勢づくりも準備していきたい」と話した。

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=

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