“調べ学習”講座好評 佐世保市立図書館、コンクールも実施 [長崎県]

昨年の鹿町小6年生が作成した「クローズアップ鹿町」
昨年の鹿町小6年生が作成した「クローズアップ鹿町」
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 小学生に調べ学習の方法などを教える佐世保市立図書館(宮地町)の講座が好評だ。昨年から開き、同時に「図書館を使った調べる学習コンクール」も開催。昨年のコンクールで、高学年の部最優秀賞に輝いた鹿町小(同市鹿町深江)の当時の6年生が作成した「クローズアップ鹿町」は1冊の冊子になっており、昨秋から同図書館で貸し出し。貴重な郷土資料として扱われている。

 図書館の本を上手に使ってもらおうと昨年初めて開催。図書館員が学年に応じて百科事典や図鑑の使い方、テーマ設定の仕方などを指導する。昨年20人の募集定員がすぐに埋まったため今年は60人に増員した。

 コンクールでは昨年、市内の小学校から90作品の応募があった中で、鹿町小6年生14人が地域の歴史や産業を調べた「クローズアップ鹿町」が最優秀賞を受賞し、1冊の手書きの冊子(A4判)となった。大野台遺跡や土器の歴史を調べており、生産量日本一というトラフグの養殖など現在の産業についてもスポットを当てボリューム満点の一冊だ。

 貴重な資料として図書館に並び、貸し出し履歴もあるという。同図書館郷土資料担当の山辺史子さんは「通常の郷土史はとっつきにくい。クローズアップ鹿町はよく調べていて読みやすく、貴重な郷土資料になっている」と話す。講座やコンクールについては「調べる楽しさを味わってほしい」と呼び掛ける。

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 7月に講座開催 市立図書館は調べ学習を手伝う講座を開催。年代に応じて行い、小学校1、2年生は7月1、14日(午前10時10分~午後2時)、小学校3、4年生は同7、15日(午前10時10分~午後3時)、小学校5、6年生は同8、16日(同)。小学校1~4年生は保護者同伴。各組10人が定員で応募多数の場合は抽選。図書館窓口か電話で申し込み。市立図書館=0956(22)5618。

=2018/06/08付 西日本新聞朝刊=

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