軍艦島の施設が台風被害に 復旧まで上陸禁止 [長崎県]

一部がなぎ倒された島内の見学通路脇のガードパイプ
一部がなぎ倒された島内の見学通路脇のガードパイプ
写真を見る
台風の高波で破損した連絡橋。奥が桟橋(いずれも4日撮影、長崎市提供)
台風の高波で破損した連絡橋。奥が桟橋(いずれも4日撮影、長崎市提供)
写真を見る

 台風7号による高波の影響で、長崎市の世界文化遺産・端島(軍艦島)の見学施設が一部損壊し、上陸見学を禁止している。市は6日以降、復旧工事に入り2~3日で完了する見通しだが、天候次第で遅れる可能性がある。

 市によると、台風が通過した4日に市職員が上陸して損壊状況を確認。上陸ツアーの船が接岸する桟橋と島をつなぐ連絡橋の手すりや、島内の見学通路(約260メートル)沿いの鉄製ガードパイプがなぎ倒されるなどの被害が出た。現在、島の周りを運航するクルーズツアーのみ実施されている。4年前にも台風被害で上陸が一時禁止された。

     ◇

 県内は前線に流れ込む湿った空気の影響で5日も各地で激しい雨が降り、長崎市小ケ倉町2丁目では午後1時10分ごろ、民家裏の石垣が高さ約5メートル、幅約10メートルにわたって崩落。けが人はなかったが、近くの70代女性は「ドンという音がして驚いた。今日は親戚の家に避難したい」と不安な様子だった。

 長崎地方気象台は6日から8日にかけて繰り返し大雨となる恐れがあるとして、土砂災害などに注意を呼び掛けている。

=2018/07/06付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]