「潜伏キリシタン」ミュージカル 市民60人、長崎市で21日上演 [長崎県]

佳境に入ったミュージカルの練習。写真は舞台のワンシーン
佳境に入ったミュージカルの練習。写真は舞台のワンシーン
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 潜伏キリシタンをテーマにした市民ミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」が21日、長崎市で上演される。2014年、潜伏キリシタン関連遺産の世界文化遺産登録を後押しする狙いで初めて上演され、今年6月の登録決定後では初の舞台となる。

 演じるのは長崎、島原、諫早市などに住む8~67歳の男女60人。親子やきょうだいでの参加もある。実行委員会が募り、3月から毎週末、練習を重ねてきた。

 ミュージカルは「信徒発見」や「島原・天草一揆」などの史実を盛り込み、禁教下の迫害に耐え、信仰を貫いた潜伏キリシタンの苦難の歴史を描く。禁教の高札の撤廃後、流罪地から長崎に戻り、各地に自分たちの天主堂を建設していく場面で終わる。タイトルの「赤い花」は、弾圧で捕らえられ、処刑された二十六聖人の殉教の地、長崎市西坂町の丘に咲くツバキを指す。

 14年に大村市振興公社が制作・上演し、今回は長崎自動車などでつくる実行委員会が企画した。21日午後2時と同6時半の2回公演。長崎ブリックホール大ホールで。前売り入場料は大人2千円、小中高生千円。当日券は各500円増し。

=2018/07/18付 西日本新聞朝刊=

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