長崎・広島、平和ダービー J1 11日開催 [長崎県]

広島市の平和記念公園を訪れ、慰霊碑に献花する長崎・高田(左)、広島・山本(右から2人目)の両社長
広島市の平和記念公園を訪れ、慰霊碑に献花する長崎・高田(左)、広島・山本(右から2人目)の両社長
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 サッカーJ1で、11日に広島市のエディオンスタジアム広島で行われるサンフレッチェ広島とV・ファーレン長崎の試合が「ピースマッチ」と銘打ち開催される。被爆地を本拠地とする両クラブが8月に対戦するのは初めて。長崎は昇格1年目で、10日に同市の平和記念公園などを訪れた高田明社長は「J1に上がれて良かったと、今日が一番感じている。首位の広島さんの胸を借りるつもりで一生懸命戦う」と語った。

 原爆が投下された8月の対戦は、昨秋に長崎が昇格を決めた後に両クラブがJリーグに要望するなどして実現した。両クラブの初対戦は長崎が主催した4月で、今回は広島の主催。選手たちはそれぞれの原爆の日を意味する背番号「86」「89」の特別ユニホームでプレーし、広島、長崎の両市長もスタジアムを訪れる予定だ。

 広島の山本拓也社長とともに平和記念公園内の慰霊碑に献花した高田社長は「日本だけではなく世界へ平和を発信していきたい」と改めて強調。他クラブとの公平性などもあるため8月の対戦が来年以降も実現するとは限らないが「(リーグの)他の試合もピースマッチとしてできるようになれば」と将来的な広がりにも期待した。

=2018/08/11付 西日本新聞朝刊=

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