大村市の新幹線駅周辺から石炭灰 地盤強度不足の恐れ 市が購入延期 [長崎県]

 大村市は27日、九州新幹線西九州(長崎)ルートの新大村駅周辺整備のため購入予定の旧国鉄用地から石炭灰混じりの土が見つかり、所有者だった鉄道運輸機構と撤去費用を協議していることを明らかにした。近く裁判所に調停を申し立てる方針で、当初は2017年度予定だった購入は19年度にずれ込む見通し。

 同日の市議会全員協議会で報告した。市新幹線まちづくり課によると、土地は駅東側(植松3丁目)の約1万2200平方メートル。04年に同機構から市土地開発公社と県が共同購入したが、17年に地質調査を行ったところ、国鉄時代に蒸気機関車から廃棄されたとみられる石炭灰が確認された。

 市は公社などから土地を約3億円で購入して整備し、一部は民間に売却する予定だが、石炭灰混じりの土は地盤の強度不足になる恐れがあるという。購入延期による駅周辺整備への影響は「ない」(同課)としている。

=2018/09/28付 西日本新聞朝刊=

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