ネットトラブル防ごう 高専生が中学生に授業 波佐見町 [長崎県]

「ネット上の発言には責任を持って」と中学生に呼び掛ける佐世保高専生
「ネット上の発言には責任を持って」と中学生に呼び掛ける佐世保高専生
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 佐世保高専生8人を講師にインターネットのトラブル防止を学ぶ授業が9月28日、波佐見町の波佐見中であった。県警のサイバーセキュリティボランティア事業の一環で、3年生約130人にスマートフォンを使うときの注意点を教えた。

 講師の学生はインターネット上の発言には責任が伴い、削除しても拡散される可能性があると説明。「発信する直前の瞬間しか、決断のチャンスはない」と強調した。3年の井関乃愛さん(15)は「これまで危機感を持っていなかったが、トラブルになり得ると考えて扱いたい」と受け止めた。

 講師の一人、佐世保高専機械工学科1年の金井悠輔さん(15)は波佐見中の卒業生。「進学するとスマホを使う機会が増えると思う。トラブルに遭わないように考え方を変えてほしい」と後輩を思いやった。

 県警は学生をインストラクターに委嘱し、IT専門家から学んだことを小中学生に伝えてもらっている。年齢が近いせいか、反応がいいという。サイバーセキュリティ戦略を担当する岩本茜警部は「インターネットトラブルについて学ぶ人の裾野を広げていきたい」と話した。

=2018/10/03付 西日本新聞朝刊=

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