12月に「佐世保かっちぇて落語会」 お笑い文化広がる共感 元放送作家の海老原さん企画 [長崎県]

落語会のポスターを手にPRする海老原靖芳さん
落語会のポスターを手にPRする海老原靖芳さん
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 「佐世保かっちぇて落語会」が12月2日、佐世保市光月町の市コミュニティセンターで開かれる。実力派の落語家を呼び、故郷佐世保の人たちに笑いの文化に親しんでもらおうと、元放送作家の海老原靖芳さん(65)が8年前に企画。以来18回目を数え、口コミでリピーターが増えている。

 海老原さんはかつて、東京でザ・ドリフターズやたけし軍団、吉本新喜劇などのコントの台本を書いていた。佐世保で開催する落語会は自ら落語家に出演を要請。立川志の輔さん、林家正蔵さんをはじめ著名な落語家が出演しているが「無名でも実力派を呼ぶ」のがポリシー。テレビの世界を35年歩んだ海老原さんの目利きが発揮されている。

 今回は「心地よい脱力系」の瀧川鯉昇さん、古典落語に現代的なギャグを盛り込む桃月庵白酒さん、明るくパワフルな三遊亭兼好さんが高座に上がる。「3人がそろうのは東京でもできない企画で、いずれも力があり、面白い。観客の方に笑って帰ってもらえる」と海老原さんの折り紙付きだ。

 前座として佐世保南高OBの瀧川鯉んさんや「佐世保かっちぇて落語っ子」が出演する。「落語っ子」は海老原さんが主宰する寺子屋で特訓を積んだ地元の子どもたち。晴れ舞台で創作落語を披露する。

 「かっちぇて」は佐世保の方言で「仲間に入れて」の意味。「話芸で人を引きつける落語は想像力を喚起する。この素晴らしさを古里の人たちに伝えたい」。海老原さんはお笑いに共鳴する仲間を呼び込む。

 午後3時半開場、午後4時開演。大人指定席2500円、自由席2千円。小中高生は全席千円。既に9割ほどの席が埋まっている。

=2018/10/12付 西日本新聞朝刊=

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