南島原市が原城跡の砂利撤去開始 県にてん末書提出 [長崎県]

原城跡で進む砂利の除去作業
原城跡で進む砂利の除去作業
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 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つの原城跡(国史跡)で、南島原市が文化庁に無断で砂利を敷いた問題で、市は24日から文化庁の指示を受けて砂利を撤去している。25日には問題の経緯や再発防止策などを盛り込んだてん末(てんまつ)書を県に提出した。

 市は5月、現状変更の許可を同庁に申請せず、二ノ丸の広場に砂利を敷設。事実上の駐車場として使っていることが遺跡を傷めているとして、同庁や県から改善するよう求められ、今月9日に駐車禁止にした。

 市世界遺産推進室によると、職員が手作業で表面の砂利を取り除いている。下層には旧南有馬町時代の砂利もあり、慎重に作業を進めるという。てん末書は県を通じて文化庁に届ける。

=2018/10/26付 西日本新聞朝刊=

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