水イカでするめ作り 五島で始まる [長崎県]

干し場で秋風に揺れる水イカ。白い身が青空に映える
干し場で秋風に揺れる水イカ。白い身が青空に映える
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 五島市特産の水イカ(アオリイカ)を使ったするめ作りが今年も始まった。秋から冬にかけて水揚げされ、加工業者の干し場では、日差しを浴びたイカが秋風に揺れている。

 創業約80年の同市富江町の山戸海産は、昔ながらの手作業で手間暇かけて製造する。イカの表皮をはいで内臓を取り除き、日中は屋外で天日干しし、夜は屋内で乾燥させる。手でのばし、形を整える作業を数回繰り返し、数日かけてするめに仕上げていく。

 今年は例年より小さめのサイズが多いというが、経営する山戸幸治さん(52)は「五島のイカは肉厚で柔らかく、甘味があって人気が高い。今後の水揚げに期待してます」と話し、作業に汗を流した。

=2018/11/07付 西日本新聞朝刊=

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