米基地の女児を司会に キッズカルチャーフェス 10日に佐世保で [長崎県]

アルカスSASEBOのホールで司会の練習をするブレックリン・ムーンさん(左)と斉藤駿君
アルカスSASEBOのホールで司会の練習をするブレックリン・ムーンさん(左)と斉藤駿君
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 佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで10日に開催される「佐世保キッズカルチャーフェスティバル」で、米海軍佐世保基地内の小学校に通うブレックリン・ムーンさん(8)=3年生=が司会を担当する。米国との交流で発展した佐世保文化を発信するイベントに最適と、抜てきされた。

 ブレックリンさんは米カリフォルニア州生まれ。5月に父親が佐世保基地配属となり、初めての日本暮らしを始めた。

 6月からは、佐世保市干尽町の芸能事務所「スターライトスクール」のダンススクールでレッスンを受けている。母サラさん(36)がインターネットで知ったのがきっかけで、日本語は理解できないが、講師の動きを見ながら振り付けを覚えている。副社長の松瀬日出時さん(64)によると、両親とも米国人のスクール生は珍しい。

 10日のフェスティバルには、スターライトスクール所属のダンスグループ「GOL☆HAF」「スターライトパフォーマー」、聖和女子学院高コーラス部、佐世保東翔高ブラスバンドが出演。ブレックリンさんは一緒にダンスを学ぶ広田小5年の斉藤駿君(10)と司会を務め、出演団体を英語と日本語で紹介する。

 紹介文は松瀬さんが用意した。ジャズを演奏する佐世保東翔高ブラスバンド部の紹介には、佐世保の歴史と文化を織り込んだ。

 「長く続いた戦争が終わり、佐世保の町に米軍がやって来ました。陽気で朗らかな彼らとともにやって来たジャズの響きは佐世保に新しい文化の波を起こし、今日の英語で交わる町SASEBOへとつながっていきます」

 ダンスも披露する予定のブレックリンさんは「緊張はそれほどしていない」と本番を楽しみにしている様子。サラさんは「笑顔で前を向いて話せば大丈夫」と励ましている。

=2018/11/09付 西日本新聞朝刊=

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