青島小中PTA文科大臣表彰 カレンダー作り、地域清掃も 松浦市 [長崎県]

受賞を喜ぶ青島小中PTAの上場裕樹会長(右)と西浦京子校長
受賞を喜ぶ青島小中PTAの上場裕樹会長(右)と西浦京子校長
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 松浦市の離島にある青島小中PTAが、少人数ながら献身的な活動が高く評価され、優良PTAの文部科学大臣表彰を受けた。15人の児童生徒の保護者だけでなく、たくさんの島民が活動に参加し、島ぐるみで子どもを育んでいる。上場裕樹会長(42)と西浦京子校長が4日、友田吉泰市長に受賞を報告した。

 御厨港から船で20分、青島には約200人が暮らす。小中学校は併設で、保護者はわずか8世帯。全保護者と教員の24人でPTAを組織しているが、年4回の総会は参加率100%で結束が強い。これに島民全員が準会員として加わり、活動を支援している。

 PTAの保健体育安全部を中心に作成する青島健康カレンダーは、島の全世帯に配布する。「熱中症に注意しよう」(8月)など、時季に応じて体調管理を促す言葉を添える。挿絵を描くのは子どもの担当。

 季節の行事のほか、芋掘りや昔遊びなどの伝統継承にも取り組む。神社や海岸の掃除、害獣の駆除など活動は多岐にわたる。

 上場会長は「子どもたちは週1回、桟橋であいさつ運動をする。まったく物おじせず、釣り客などは感激している。これからも島民一丸となって、子どもたちの健全育成に努めたい」と大臣表彰を喜んだ。西浦校長は「島の大人たちは、子どもは地域の宝と考え、ごく当たり前のこととして活動に参加してくれる」と住民に感謝した。

 友田市長は「住民相互の信頼の強さに敬服する。青島は、校区による地域づくりのモデルになる」とたたえた。

=2018/12/05付 西日本新聞朝刊=

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