ツシマヤマネコ「りょう」繁殖で京都へ 佐世保市の森きらら [長崎県]

繁殖のため、森きららを離れる雄の「りょう」(森きらら提供)
繁殖のため、森きららを離れる雄の「りょう」(森きらら提供)
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 佐世保市船越町の九十九島動植物園「森きらら」で飼育されている絶滅危惧種、ツシマヤマネコの雄のりょう(4歳)が6日、繁殖のため京都市動物園へ引っ越す。代わりに、名古屋市の東山動植物園と京都市動物園から雌2匹が森きららに移ってくる。

 ツシマヤマネコは冬から春にかけてが繁殖期。飼育している動物園は、環境省と日本動物園水族館協会が立てた繁殖計画に従って個体を移動させる。森きららは2010年から繁殖に取り組み、14年と17年に計3匹が誕生した。

 りょうは14年に森きららで生まれた。食いしん坊な性格で、馬肉やネズミ、ひよこを好む。17年に子どもが生まれたが、先天性心疾患で生後2日で死んだ。飼育担当の足立樹さん(35)は「次の動物園で子どもを残してくれたら」と願いを込めて見送る。

=2018/12/05付 西日本新聞朝刊=

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