県対馬振興局が企業訪問ツアー 豊玉高生20人参加 「島内での就職を促進」 [長崎県]

県対馬病院の理学療法士の説明に聞き入る豊玉高の生徒たち
県対馬病院の理学療法士の説明に聞き入る豊玉高の生徒たち
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 対馬市の豊玉高2年生20人が29日、卒業後の職業選択の参考にしようと、市内の病院とスーパー、対馬空港ターミナルビルの事務所をバスで回り、担当者が説明する仕事内容にそれぞれ耳を傾けた。県対馬振興局が、高校卒業時やUターン時の島内就職を促そうと企画した。

 県対馬病院(美津島町)では、地元出身の理学療法士や看護師などが仕事のやりがいなども紹介。同校の古藤沙彩さん(17)は「自分も看護師になって働きたい気持ちが強くなった。高校卒業後は福岡か名古屋の専門学校に行く予定で、将来は看護師になり、対馬でも働きたい」と話した。

 振興局によると、昨年度の島内3高校の卒業生は計201人で、就職したのは68人。このうち島内就職者は26%の18人だった。本年度は高校卒業予定者251人のうち、32人が島内での就職を予定している。

 振興局は島内3高校を対象に「企業訪問ツアー」を企画しており「人口減少は深刻。若者の地元離れを防ぐ取り組みを今後も進めていきたい」(地域づくり推進課)としている。

=2019/01/30付 西日本新聞朝刊=

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