「法王来日の意義考えて」 大司教、信者に呼び掛け 長崎市で二十六聖人殉教記念ミサ [長崎県]

カトリック信者約800人が参列して行われた記念ミサ
カトリック信者約800人が参列して行われた記念ミサ
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 豊臣秀吉のキリスト教弾圧で処刑された日本二十六聖人の殉教記念ミサが3日、長崎市の中町教会であった。主催したカトリック長崎大司教区の高見三明大司教は、ローマ法王フランシスコが今年11月末ごろに来日予定であることについて触れ、「長崎にも来られる」と言及。信者約800人に「その意義を考えてほしい」と呼び掛けた。

 二十六聖人は宣教師6人と信者20人。1597年2月5日に長崎の西坂で殉教したとされ、毎年この時期にミサが開かれる。

 ミサでは長崎市の日本二十六聖人記念館の館長、ヴィタリ神父が「彼らの生き方を思い起こそう」と説いた。聖人が通った道を時津町から歩いてきたフィリピンの巡礼者31人も出席し、参列者全員で聖歌を合唱。最期まで信仰を貫いた二十六聖人に思いをはせた。

 代々カトリック信者という長崎市の大串照子さん(76)は「二十六聖人や先祖は大変だったと思うが、信仰を守ったことは誇らしい。教皇様の来日は楽しみで、幸せなことです」と話した。

=2019/02/04付 西日本新聞朝刊=

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