対馬・雷神社で亀の甲占い 経済は「上々」天候は「並」 [長崎県]

お告げを記した紙を手にする土脇隆博さん
お告げを記した紙を手にする土脇隆博さん
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 対馬市厳原町豆酘(つつ)の雷(いかづち)神社で7日、亀の甲羅に火を当て、ひび割れで1年間の吉凶を占う「亀卜(きぼく)神事」(国選択無形民俗文化財)があった。

 古代中国から約1500年前に伝わり、対馬では藩政時代に農作物の作柄などを占って藩主に報告。藩を治める上で重要な役割を果たしていた。文化庁によると、皇室を除くと、全国で対馬だけに残るという。

 今年も占いは土脇隆博さん(38)が務めた。火鉢の炭火であぶった桜の木をウミガメの甲羅片に当て、ひらめいたことを墨書した。地区の1年は「吉」。島の農業は「平年作」、水産業は「良」、経済は「上々」、天候は「並」と出た。

=2019/02/08付 西日本新聞朝刊=

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