V長崎「1年で昇格」誓う 新戦力10人意欲 決起集会にサポーター1200人 [長崎県]

決起集会でサポーターと記念撮影するV長崎の選手たち
決起集会でサポーターと記念撮影するV長崎の選手たち
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皇帝姿で挨拶する手倉森誠監督
皇帝姿で挨拶する手倉森誠監督
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開幕に向けて練習に熱が入るV長崎の選手たち
開幕に向けて練習に熱が入るV長崎の選手たち
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 24日に横浜FCとの開幕戦を迎えるサッカーJ2のV・ファーレン長崎。手倉森誠監督が就任し、ベテランから若手まで10人の新戦力が加入した新チームは今季、ホームの21試合を含む42節を戦う。目標は「1年でJ1復帰」。チーム状態は良く、選手の意気込みとサポーターの熱気は高まるばかりだ。

 16日は県庁でサポーター1200人が参加した決起集会があり、選手たちは「点を取る」「大胆」など今年のそれぞれの目標をしたためた書き初めを手に入場。「楽しむ」を掲げたMF翁長聖選手(23)が代表であいさつし「チームはいい状態だが、まだまだ勝てるか分からない。スタジアムが活気づけば勢いがつく」と呼びかけた。

 J1への自動昇格には1、2位が条件だが、手倉森誠監督は「去年悔しい思いをさせた分、今年は優勝したい」。

 集会では、サポーターから会員制交流サイト(SNS)を通じて寄せられた質問に選手たちが答えるトークショーがあり、V長崎との契約更新が一番早かった理由を問われたFW沢田崇選手(27)は「このチームで戦いたいという気持ちが一番強かった」。集会後に長崎ランタンフェスティバルの「皇帝パレード」に参加する手倉森監督が皇帝姿で登場したり、選手とサポーターが一緒に集合写真を撮る場面もあった。

 夫と集会に参加した長崎市の公務員古賀希さん(46)は「選手からパワーをもらった。少しでも力になれるよう応援したい」。大村市古賀島町の会社員原田慎也さん(33)は「メンバーの入れ替わりも多かったが、雰囲気がよく安心した。優勝に向けて頑張ってほしい」と話した。

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■玉田選手が攻撃の要

 V長崎は沖縄、ハワイでのキャンプを終えて諫早市多良見町の練習場で最終調整に入っている。手倉森監督は「J1、J2で一番雰囲気のいいチームに仕上がった」と自信を見せる。

 チームは昨年鈴木武蔵選手、ファンマ選手が移籍し、FW陣の中心メンバーが欠ける形となった。新たな攻撃の要として期待がかかるのは昨年J1名古屋グランパスでプレーした玉田圭司選手(38)だ。ワールドカップに2度出場。2006年のドイツ大会ブラジル戦でのゴールは日本中を沸かせた。「自分のプレーでチームを勝利に導きたい」と決意を語る。

 実戦形式の練習ではJ2ファジアーノ岡山から移籍したMF大竹洋平選手(29)の動きも際だった。身長166センチと小柄ながら果敢な攻めでゴールを決める。「得点に絡むようなプレーを見せたい」と意気込む。

 練習中笑顔で積極的にチームメートとコミュニケーションを取る姿が見られたのはJ2柏レイソルから加入したDF亀川諒史選手(25)。手倉森監督が指揮したリオ五輪日本代表メンバーにも選出された期待の若手。運動量の多さが持ち味で「チームがピンチのときほどガッツあふれるプレーで盛り上げたい」と語る。

=2019/02/17付 西日本新聞朝刊=

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