詐欺被害防止を冊子で紹介 県警が5000部作成 「在宅時でも留守番電話設定を」 [長崎県]

県警が作成した冊子「特殊詐欺を防ぐために」
県警が作成した冊子「特殊詐欺を防ぐために」
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 特殊詐欺は自分にも起こりうる事件として用心してもらおうと、県警生活安全企画課は県内の被害者3人の体験談をまとめた冊子「特殊詐欺を防ぐために」(A4判、14ページ)を作成した。「電話でお金の話をされたら、必ず家族や警察に相談してください」と呼び掛けている。

 3人は昨年被害に遭った10代男性と、30代と80代女性。男性はアダルトサイトの利用料金が発生しているとの偽メールに、つい反応してしまったという。30代女性は警察官を名乗る男から「口座が詐欺グループに使われている」とのまことしやかな電話にだまされた。80代女性は、息子を語る男から「財布入りのかばんを盗まれた」と電話があり、金を貸すよう求められたという。

 冷静になれば不審点に気付きそうだが、犯行グループは一瞬のすきを突く。県内の被害者38人が回答したアンケートでは9割が「自分はだまされないと思っていた」「詐欺について考えたことがない」と振り返った。冊子では、在宅時でも留守番電話の設定をしておくなどの予防策も提示。県警は冊子を5千部作成し、県内のコンビニや金融機関で無料配布する。

=2019/02/17付 西日本新聞朝刊=

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