作家招いて芸術交流 個展やワークショップ、制作現場の見学も 南島原市 [長崎県]

招待作家の東樋口徹さんの個展
招待作家の東樋口徹さんの個展
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 南島原市南有馬町の旧白木野小校舎を再生した芸術交流施設「アートビレッジ・シラキノ」で9日、芸術家が滞在して創作活動やワークショップを開き、住民と交流するアーティスト・イン・レジデンス事業が始まった。入場無料。月曜休館。24日まで。

 施設が昨秋オープンして2度目のレジデンス事業となる今回の招待作家は、シルクスクリーンの東樋口(とひぐち)徹さん(43)、木版画の湯浅克俊さん(40)、リトグラフの辻えりかさん(30)の3人。

 期間中、国内外で活躍する東樋口さんと湯浅さんの個展も開催。東樋口さんの作風はシンプルな線でポップアートを思わせる。湯浅さんは写真のように見える。2人の作品は、近くでじっくり眺めると版を重ねたインクの盛り上がりや版木の繊細な彫り込みなど版画ならではの味わいを楽しめる。

 10、17、21日は、3人の制作現場を見学できるオープンアトリエやワークショップを行う。同施設で企画や来場者への解説などを担うエデュケーターで銅版画家の池田俊彦さん(39)は「日本人になじみ深い版画が持つ多彩な技法や表現の奥深さに触れてもらえれば」と呼び掛けている。

 問い合わせは平日のみ、南島原市生涯学習課=0957(73)6703。

=2019/03/10付 西日本新聞朝刊=

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