「とんねる横丁」にぎわいを 月1度、食べ歩きフェスタ 佐世保で官民協力企画 [長崎県]

食事を楽しむ親子連れや高齢者でにぎわう四軒目食堂
食事を楽しむ親子連れや高齢者でにぎわう四軒目食堂
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 佐世保市戸尾町の戸尾市場にある「とんねる横丁」で、今年2月から月に1度、グルメを楽しむ「食べ歩きフェスタ」が開かれている。戦時中にできた防空壕(ごう)を利用した珍しい横丁の魅力を高め、たくさんの市民や観光客に来てもらおうと、官民が協力して企画した。

 主催は佐世保地方創生プロジェクトチーム「海から稼ぐ観光客誘致委員会」。横丁の鮮魚店や精肉店、食堂など8店の協力を得て、昨年12月と2月に食べ歩きフェスタを実施。佐世保名物のレモンステーキやタコス、モツ煮、練り物入りのおでん、刺し身など各店自慢の一品を販売した。

 防空壕の形状が残る四軒目食堂では、購入した料理を持ち込んで食べることができる。2月は子どもから高齢者まで幅広い年齢層でにぎわい、「四軒目食堂が満員になるとは」と目を細める人も。とんねる横丁は観光ガイドに紹介されているが、これまでにぎわいづくりに苦戦。市内の80代男性は「ちょっと元気がないと感じていたが、こういうイベントで活性化して若い人たちも来るようになるといい」と喜んだ。

 今後は協力店を増やし、定期的なイベントとして定着させ、にぎわいの創出を目指す。宮崎正典委員長は「佐世保市民でも、とんねる横丁でおいしい食べ物が買えることを知らない人が多い。イベントを長く続けて、地元の人にも楽しんでもらいたい」と話す。次回は23日の予定。

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

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