3団体で使途不明金3153万円 公立高PTA連合会など 死亡職員の関連調査 [長崎県]

 長崎県公立高校PTA連合会など三つの任意団体が合同で設置する事務局が15日、長崎市内で記者会見を開き、3団体の会計で少なくとも計3153万円の使途不明金が確認されたと発表した。事務局の50代の女性職員が「横領・着服をした」との書き置きを残して2月20日に死亡しており、関連を調査しているという。

 他の2団体は県高校長協会と県公立高・特別支援学校退職校長会。職員の死亡後、預金通帳などを確認したところ、各団体の運営資金がほぼなくなっていた。

 2002年度以降、預金通帳残高証明書や通帳がカラーコピーされるなどして改ざんされ、毎年の監査で発覚しなかったとみられる。

 事務局によると、運営は会費で賄われ、公金は入っていない。3団体は会員から協力金を集めるなどして穴埋めする考えで、刑事告訴を検討している。今後、外部有識者を入れた組織を発足させ問題を検証するほか、再発防止に向けた事務局のあり方を5月中に決めるという。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

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