佐世保市営バス歴史に幕 最終日は全線無料 [長崎県]

無料となった営業最終日に多くの乗客が詰めかけた佐世保市営バス
無料となった営業最終日に多くの乗客が詰めかけた佐世保市営バス
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 佐世保市交通局が運行する市営バスの営業最終日となった23日、全43路線が無料となり、多くの市民らが“地域の足”として92年の歴史を紡いだバスへの別れを惜しんだ。同市内の路線バスは西肥自動車(同市)に集約され、競合していた路線を減便するなどして運行の効率化を図る。

 佐世保駅前のバス待合所横の広場であった終了式で朝長則男市長は「それぞれの時代の職員をねぎらいたい。今後も(市内を走る)バスの編成を損なわないようにしてもらいたい」と述べた。いつも市営バスを利用していたという70代の女性は「一本化されても市民の足を守ってほしい」と話した。

 市営バスは1927年に事業を開始。近年は乗客の減少により経営が悪化していた。

=2019/03/24付 西日本新聞朝刊=

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