空港出資条例案を否決、廃案に 福岡市議会が再議決

 福岡市議会定例会は13日未明の本会議で、福岡空港の新運営会社に対する出資条例案の再議決を行い、賛成票が再可決に必要な3分の2に届かず否決、廃案となった。

 市議会は3月28日の本会議で自民党が提案した条例案を採決し、賛成39、反対20で修正可決していた。新運営会社に出資しない方針の高島宗一郎市長が「市の判断と相いれない」と異議を唱え、福岡市議会として61年ぶりとなる地方自治法の再議手続きを取った。再議は、賛成が出席議員の3分の2以上だと修正可決が確定し、未満だと否決、廃案となる仕組みだった。

 条例案は常任委員会での審議が紛糾したため、市議会は12日夜、会期を13日まで再延長。13日午前1時過ぎ、まず常任委で条例案を採決し、賛成多数で可決した。その後、午前2時半から開いた本会議で小畠久弥議長も含めた定数62人による記名投票方式で再議決を行った結果、賛成41、反対21となり、反対が前回採決から1人増えて全体の3分の1を上回った。

=2017/04/13 西日本新聞=

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