「世界最高齢」女子アナ再び 天草テレビ・100歳の大仁田さん 元気な古里方言で発信

満100歳。アナウンサーデビューした大仁田ハルノさん
満100歳。アナウンサーデビューした大仁田ハルノさん
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 熊本県天草市のインターネット放送局「天草テレビ」で1日、「世界最高齢女子アナ」(同局発表)がデビューした。同県苓北町の大仁田ハルノさん(100)。2年前に111歳で亡くなった森シノさんに続く、同局2人目の大台超えアナウンサーだ。今もグラウンドゴルフを楽しみ、畑仕事や家事をこなす「超高齢者の星」は、地域の過疎高齢化を逆手に天草の魅力発信に一役買う。

 1日公開された映像。大仁田さんは百寿祝いの金ぴか衣装で画面に現れた。「あんた、何ばしに来らしたとね?」。世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のPRのため出演した地元観光協会の職員にマイクを向け、天草弁で初インタビューをこなした。

 1917年生まれ。30歳で大工の夫と「大恋愛」して結婚し、1男2女を育てた。10年前に夫が他界すると、長男夫婦と孫の4人で暮らし、今も夕食の準備などをする。編み物、折り紙など趣味も多彩。競技歴25年のグラウンドゴルフはホールインワンを続ける腕前で、月5回は練習に出かける。元気高齢者を紹介する苓北町の広報に同局が目を留め、スカウトした。

 先輩格の森さんは、102歳でデビュー。国内外のメディアに取り上げられ、当時の麻生太郎首相と対談するなど話題をさらった。天草テレビの金子寛昭代表は「日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入している。ハルノさんにも天草から世界に向けて、明るく元気な高齢者像を発信してほしい」。

=2017/08/02付 西日本新聞朝刊=

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