ミサイル想定、避難訓練 上天草市、住民850人参加

弾道ミサイル飛来を想定した訓練で、安全な姿勢をとる児童=24日午前9時37分、熊本県上天草市の今津小
弾道ミサイル飛来を想定した訓練で、安全な姿勢をとる児童=24日午前9時37分、熊本県上天草市の今津小
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 北朝鮮の弾道ミサイル飛来を想定した住民の避難訓練が24日、熊本県上天草市であり、約850人が参加した。国と自治体が合同で行う訓練は九州では福岡県吉富町に続き2カ所目。小学校の児童も参加し、屋内に避難したり、その場で身を守る体勢を取ったりして有事に備えた。熊本県によると情報伝達などのトラブルはなかったという。

 「ミサイルが発射されたもよう」。同市の今津小では午前9時半すぎ、避難を呼び掛ける防災行政無線の訓練放送が流れた。校庭にいた児童約220人は一斉に体育館に避難し、両手で頭を押さえてうずくまった。付近の企業や運動場でも避難する人の姿が見られた。

 屋外でグラウンドゴルフ中に放送を聞き、近くの公衆トイレに避難した永野美喜子さん(70)は「屋内に入った後、放送の音声がよく聞こえなかったので改善してほしい」と話した。

 訓練では、緊急情報ネットワークシステム「Em-Net(エムネット)」を使った国と自治体などの情報伝達の流れも確認した。

=2017/08/24付 西日本新聞夕刊=

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