米から復帰和田投手 古巣で再びV「日本一まで投げる」

柳田選手(9)と抱き合って喜ぶ和田投手=16日午後、埼玉県所沢市のメットライフドーム
柳田選手(9)と抱き合って喜ぶ和田投手=16日午後、埼玉県所沢市のメットライフドーム
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 福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりにパ・リーグを制覇した16日、米球界から復帰して2年目の和田毅投手(36)は新たな感慨に浸った。移籍前年の2011年以来の歓喜の瞬間。メットライフドームで工藤監督を胴上げして「いい形で(西武3連戦の)最初の試合で決めることができた」と喜びをかみしめた。

 ホークスが球団初の2年連続日本一を達成した15年のオフ、古巣に戻ることを決めた。他球団からの獲得オファーもあったが、迷いはなかった。「僕がFA(フリーエージェント)で出させてもらうときにホークスには『留学という気持ちで』と快く送り出してもらった。帰ってきてくれと言っていただいているのに、それを裏切ることはできなかった」

 復帰1年目の昨年はリーグ最多の15勝を挙げ、勝率第1位のタイトルも獲得したが、シーズン最終盤に左肘を痛めて離脱。その間にチームは3連覇を逃した。「悔しい思いしかない」と迎えた今年も開幕2連勝しながら、5月に左肘を手術。長期離脱を強いられながら、不屈の闘志でリハビリを続け、周囲の予想を上回る8月末に戦列に戻ると、3戦で2勝をマーク。チームの勢いを加速させた。

 東浜巨投手、千賀滉大投手ら自身が海を渡っている間に台頭した若手の活躍に「本当に頼もしい」と目を細める。短期決戦を見据えても実績、経験豊富な日米通算131勝左腕の存在は大きい。「日本一になるまで投げ続ける」と誓った。 (谷光太郎)

=2017/09/17付 西日本新聞朝刊=

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