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豪雨被災の朝倉、孤立集落が解消 仮設道路工事が完了

住家の多くが流された疣目集落。仮設道路ができ、住民らが片付けなどで戻ってくるようになった=9日、福岡県朝倉市
住家の多くが流された疣目集落。仮設道路ができ、住民らが片付けなどで戻ってくるようになった=9日、福岡県朝倉市
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 九州豪雨の被災地、福岡県朝倉市は11日、山間部で遅れていた仮設道路の応急工事が終わったと明らかにした。豪雨から3カ月を過ぎ、車で行き来できない“孤立集落”がなくなった。

 市によると、乙石集落=杷木松末(ますえ)=や真竹集落(黒川)など順次、道路の仮復旧が終わった。最後まで残っていた疣目(いぼめ)集落(同)の最奥部にも、応急の道路が通った。

 軽トラックで入れるようになった疣目集落。豪雨前、約15世帯があったというが、川沿いの約10世帯が濁流で流され、土砂に埋まった。高台の家の片付けに来た80代の男性は現在、市内のみなし仮設住宅に暮らす。「集落には、誰もいないし、今後ここに戻って住むかどうかは分からない」と語った。

 市管理の水道の復旧も進み、市内の断水は残り19戸まで減った。ただ、個人の井戸や簡易水道などの復旧状況は不明。電気も「黒川、杷木松末、杷木白木など5地区の一部で復旧できていないところがある」(九州電力)という。

 一方、同県東峰村によると、村内の道路の仮復旧が遅れていることによる集落の孤立や、上水道の断水などはないという。

=2017/10/12付 西日本新聞朝刊=

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