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新燃岳の活動「1カ月は継続」 噴火予知連が見解

 火山噴火予知連絡会(会長・石原和弘京都大名誉教授)は19日、鹿児島市で拡大幹事会を開き、6年ぶりに噴火した宮崎・鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)について、当面1カ月ほどは噴火活動が続くと考えられるとの見解を発表した。「多量のマグマが直下に供給されれば、規模の大きな噴火が発生する可能性がある」とも指摘した。

 予知連は同日、総合観測班を設置し、各研究機関が共同して観測し火山活動を評価する態勢を整えた。

 拡大幹事会は今回の噴火について、火山性地震や、山体が膨張する傾斜変動などから「マグマが関与した噴火である」と判断。17日未明から噴火は停止しているとみられるが、石原会長は「活動が収まっているわけではない。2011年と同程度のマグマがたまっているとみて監視を続けていく必要がある」と話した。

 新燃岳は現在、噴火警戒レベル3(入山規制)で、火口から約3キロの範囲を警戒区域として立ち入り規制している。気象庁は「ただちに警戒区域の拡大やレベル引き上げをする可能性は低い」としている。

=2017/10/20付 西日本新聞朝刊=

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