「住みたい田舎」北九州市が1位 移住者支援に好評価

 宝島社(東京)が出版している移住ガイド本「田舎暮らしの本」2月号(今月発売)で発表された「住みたい田舎ランキング」で、北九州市が人口10万人以上の都市が対象の全4部門のうち「総合」と「シニア世代」の2部門で全国1位となった。市の移住者に対する積極サポートなどが評価された。

 九州では、福岡県糸島市が「子育て世代」で全国1位となり、「総合」でも2位に入った。10万人未満では、「若者世代」で大分県臼杵市が1位、「総合」で同県豊後高田市が2位だった。

 ランキングは宝島社が移住に積極的な671市町村(うち10万人以上は106市)にアンケートし、移住者数や田舎暮らしの魅力を数値化して決め、毎年発表している。

 人口減少が進む北九州市は2015年度から、移住やI、Uターン施策を本格化。移住を検討している人が1週間1万円で利用できる「お試し居住」や、移住世帯への補助制度などを導入している。昨年はこうした制度をさらに拡充させた結果、実際に昨年4~10月に668人が移住し、総合部門では前回の32位からトップに上がった。

 シニア世代向けには、住宅街に隣接して医療機関や介護施設が充実している点などが評価され、前回2位から1位となった。

 市地方創生推進室は「北九州市は人口95万人の大きな都市でありながら、物価も安く、豊かな自然に恵まれている。全国1位を呼び水に、移住者をさらに増やしたい」としている。

=2018/01/12付 西日本新聞朝刊=

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