「浜風の家」でさよなら行事 200人が別れ惜しむ

 児童館「浜風の家」で披露された、子どもたちと故藤本義一さんの次女芽子さん(左から4人目)らが制作した絵=14日、兵庫県芦屋市
児童館「浜風の家」で披露された、子どもたちと故藤本義一さんの次女芽子さん(左から4人目)らが制作した絵=14日、兵庫県芦屋市
写真を見る

 兵庫県芦屋市にある阪神大震災の遺児のケアを目的に1999年に設立され、昨年12月に閉館した児童館「浜風の家」で14日、関係者やかつての利用者ら約200人が集まり、施設への思いを語り合う行事が開かれた。設立を呼び掛けた作家の故藤本義一さんの妻統紀子さん(82)は「始めがあれば終わりがある。寂しい思い」と涙ながらに話した。

 浜風の家がある場所は、兵庫県から無償で土地が提供されてきたが、今年3月で期限切れとなるため閉館。行事に参加した県幹部は、市民らの声を踏まえ、記念碑の設置や、更地にはせず現在の建物を残し譲渡先を公募することを検討していると明らかにした。

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]