大分でも「夜光雲」観測 イプシロン打ち上げで

夜明け前の空を明るく覆った「夜光雲」=18日午前6時から同6時半ごろ、大分市野津原で撮影(奈須栄一さん提供)
夜明け前の空を明るく覆った「夜光雲」=18日午前6時から同6時半ごろ、大分市野津原で撮影(奈須栄一さん提供)
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オレンジ色の輝点から白く広がり始めた雲=18日午前6時から同6時半ごろ、大分市野津原で撮影(奈須栄一さん提供)
オレンジ色の輝点から白く広がり始めた雲=18日午前6時から同6時半ごろ、大分市野津原で撮影(奈須栄一さん提供)
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 小型ロケット「イプシロン」3号機が鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた18日、約200キロ離れた大分県内でもロケットの飛行に伴うオーロラのような雲が観測された。気象庁によると「夜光雲」とみられ、極めて珍しいという。

 大分天文協会顧問の奈須栄一さん(62)=大分市=は18日午前6時すぎ、この現象に遭遇。同市内でさそり座を撮影するため南に向けてカメラを構えていると、オレンジ色の輝点からガスのようなものが広がり空を覆ったという。その間約30分。「突然何が起きたか分からず驚いた。晴れて新月だったため、最高の条件で見られた」と喜んだ。

 気象庁によると、ロケットから排出された大量のガスや水蒸気が、約80キロの高空で冷やされて凍り、これに差し込み始めた太陽光が反射して起こったとみられるという。

=2018/01/19付 西日本新聞夕刊=

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