ツッパリ続けて15年の男たち 革ジャンにドカン…「横浜銀蝿」を完全コピー 北九州市

ライブハウスで演奏する折尾銀蝿のメンバー=18日、福岡市博多区
ライブハウスで演奏する折尾銀蝿のメンバー=18日、福岡市博多区
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 ♪今日も元気にドカンをきめたら ヨーラン背負ってリーゼント=ツッパリHigh School Rock  ,n Roll(登校編)

 リーゼントにサングラス、革ジャンに「ドカン」と呼ばれる裾まで太いズボン…。1980年代前半、一世を風靡(ふうび)したロックバンド「横浜銀蝿(ぎんばえ)」のファッションスタイルだ。当時の若者たちを熱狂させた姿を“完全コピー”し、結成15年目を迎えた「おやじバンド」が北九州市を拠点に活動している。その名も「折尾銀蝿」。「アラフィフ」となったメンバーは、今日も元気にシャウトする。

 折尾銀蝿のメンバーは同市などに住む46~52歳の4人で、いずれも会社員。ステージネームは「翔」(ボーカル、ギター)▽「Johnny」(ギター、コーラス)▽「TAKYU」(ベース、コーラス)▽「チョッパー嵐」(ドラム)-と、それぞれ「本家」になぞらえている。

 チョッパー嵐さん以外の3人は以前、同じ会社で働いており、趣味の音楽で意気投合。2004年、リーダーの翔さんが横浜銀蝿の大ファンだったことから、カバーバンドの結成を呼び掛けた。当時、同市八幡西区の折尾地区に住んでいた2人は「純粋にロックがやりたいし、面白いかも」と承諾。「折尾銀蝿」と名乗ることにしたという。

 ライブ活動を通して認知度は上がり、本家からも九州の公認カバーバンドとしてお墨付きをもらい、08年には本家メンバーと初共演も果たした。現在、Johnnyさんは市内の企業で工事責任者を務めるなど、年齢を重ねてそれぞれ多忙な日々を送るが、月に1度のバンド練習とライブは欠かさない。

 18日夜には福岡市博多区のライブハウスに出演。1時間にわたって懐かしいナンバーなどを演奏した。「バンドがあるから人生は楽しいし、ライブで盛り上がったら最高の気分。60代や70代になっても続けたい」と口をそろえるメンバー。これからも、ステージの上でツッパリ続ける。

=2018/02/20付 西日本新聞夕刊=

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