別府市が入湯税を値上げへ 1日150円→最大500円に

 大分県別府市は21日、温泉入浴客から徴収する入湯税を引き上げる方針を明らかにした。現行の150円から、宿泊料や飲食費に応じて250円か500円に変更する。3月の議会で条例改正案が可決されれば、周知期間を経て2019年3月までに実施する。

 入湯税は温泉浴場のある市町村が課税する地方税。使途は観光振興や泉源保護などに限る。1人1日当たり150円が標準で、市町村は条例で税額を決めることができる。

 別府市は、宿泊料や飲食費が4501円以上の入湯客に150円を課税している。条例改正により、宿泊料や飲食費が6001~5万円の場合は100円増、5万1円以上は350円増とする。6千円以下は150円に据え置く。

 これにより、年間1億5千万円の増収を見込む。16年度の市税収入は137億円で年々減少しており、観光政策に充てる安定財源を確保するのが目的。具体的な使途は官民でつくる組織で検討する。

 市によると、熱海(静岡県)や草津(群馬県)などの主要温泉地で標準額を超えるのは初めて。200円以上や100円未満の温泉地もある。

=2018/02/22付 西日本新聞朝刊=

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