平尾台 春告げる野焼き 北九州市

カルスト台地を黒く染めた平尾台の野焼き。焼け跡に石灰岩が浮かび上がった=24日午前11時40分、北九州市小倉南区(本社ヘリから)
カルスト台地を黒く染めた平尾台の野焼き。焼け跡に石灰岩が浮かび上がった=24日午前11時40分、北九州市小倉南区(本社ヘリから)
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 国内有数のカルスト台地、平尾台(北九州市小倉南区など)で24日、春の訪れを告げる野焼きがあった。約370ヘクタールにわたり、点在する石灰岩が羊の群れのように見える「羊群原(ようぐんばる)」にオレンジ色の炎が広がった。

 野焼きは、枯れ草を焼くことで火災を防ぎ、新芽の成長を促すのが目的。今年は地元住民や消防など約300人が参加した。

 花火やサイレンの合図で住民が火入れすると、ぱちぱちと音を立てて燃え広がり、黒くなった大地に白い石灰岩が浮かび上がった。見学に訪れた小倉南区の芹川学さん(68)は「迫力があって感動した。きれいな緑の草原を見るのも楽しみです」と話した。

=2018/02/25付 西日本新聞朝刊=

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