ストレスで自殺も…熊本地震の関連死、原因の4割がショック、恐怖 県が初公表

 熊本県は12日、熊本地震の震災関連死者197人(昨年12月末時点)が死亡に至った原因を初公表した。「地震のショック、余震への恐怖による肉体的・精神的負担」が約4割、「避難所など生活の肉体的・精神的負担」が約3割、「医療機関の機能停止などによる初期治療の遅れ」が1割強。県の担当者は「慣れない環境での生活を長期間強いられたことが負担になった」と分析。被災後のストレスによる自殺も16人に上った。

 県によると、認定者の8割近くが70代以上で、約9割に既往症があった。死因は、肺炎など呼吸器系疾患(56人)と、心不全など循環器系疾患(55人)がそれぞれ約3割を占め、自殺は4番目に多かった。

 震災関連死の死因などを巡っては、専門家などから検証できるように公表を求める声が出ており、県が19市町村を調査していた。

=2018/03/13付 西日本新聞朝刊=

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