北九州市議に脅迫文 ネットにも中傷 前川前次官講演で司会

 北九州市で4月にあった文部科学省の前川喜平前事務次官らの講演会で司会を務めた同市の村上聡子市議(52)=無所属=に対し、講演会の前後からネット上で中傷の書き込みが相次ぎ、5月には事務所に「死ね」などと書かれた郵便物が送り付けられていたことが8日、分かった。八幡西署が脅迫容疑などを視野に捜査している。

 講演会は4月14日、教育問題をテーマに開催。村上市議は講演会実行委員会メンバーだった。村上市議によると、開催の告知後からツイッター上に批判や中傷が続き、漫画ゴルゴ13のキャラクターが銃を構えて「さとさと消す」と書かれたものも投稿された。

 5月2日には事務所に郵便物2通が届いているのを確認。一つははがきで、赤い字で「死ね」「オマエの家族をのろってやる」などと記入されていた。もう一つは宛先に「反日村上さとこ」と書かれた封書で、「さとこ終了」と記された香典袋が入っていた。

 「身の危険を感じた」という村上市議は、市民団体などが主催して3日に同市であった「5・3北九州憲法フェスタ」でのスピーチを取りやめた。ツイッター上には自宅の写真が掲載されるなどしており、自宅にもいられない状態が続いているという。

 村上市議は「手紙には差別的内容も含まれており、恐怖を感じパニックになっている。脅迫は卑劣で、悲しい行為だ」と話した。

=2018/05/09付 西日本新聞朝刊=

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