福岡市西区の女性殺害、手配の容疑者を逮捕 大阪市内で発見

移送される津村和弘容疑者(中央)=10日午後10時13分、JR博多駅
移送される津村和弘容疑者(中央)=10日午後10時13分、JR博多駅
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 福岡市西区周船寺1丁目のマンションで女性(40)の遺体が見つかった事件で、福岡県警は10日、殺人容疑で全国に指名手配していた住人の読売新聞販売店従業員津村和弘容疑者(74)を大阪市内で発見し、逮捕した。「やったことは間違いないが、詳しくは覚えていない」と容疑を認めているという。県警は動機などについて調べる。

 逮捕容疑は6日午後10時から7日午前2時までの間、自宅マンションで、大宅美貴さん=福岡県志免町=の胸などを包丁で複数回刺し、殺害した疑い。県警によると、津村容疑者は事件後、行方が分からなくなっていたが、7日午前中にJR博多駅から新幹線に乗り、新大阪駅で降車していたことが防犯カメラの映像で判明。大阪府警に捜査協力を依頼し、10日夜、大阪市西成区の路上で歩いているところを発見した。

 大宅さんは6日夕、知人男性に「出掛けてくる」と告げて外出。7日になっても連絡が取れなかったため知人男性が110番した。その後、男性が大宅さんの携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)を基にマンション周辺を捜し、津村容疑者の部屋で血を流して倒れている大宅さんを発見した。

 県警によると、死因は出血性ショック。包丁が刺さったままの状態で、胸や腹などに少なくとも十数カ所の傷があった。県警は、第三者の介在がうかがえないことなどから津村容疑者が殺害した疑いが強いと判断し、9日に逮捕状を取り行方を捜していた。

 捜査関係者らによると、2人は知人で、6日午後9時ごろから同11時ごろまで現場近くのスナックで酒を飲んでいた。付近の防犯カメラには並んで歩く様子が写っていたという。

=2018/05/11付 西日本新聞朝刊=

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